すでに病院などを辞め、無職の状態か、あるいは非常勤で働く最中に転職活動もしている医師には、その期間中にぜひやっておいてもらいたいことがあります。時間の余裕があるわけですから、この時にしかできないことを集中してやっておきましょう。

折角の機会、家族を大事に

もし家族などがいるのであれば、プライベートの時間もしっかりと確保しつつ家族との時間を大切に使うようにしてください。
また、転職中の医師だからこそ、その活動への理解を深めてもらうことも重要です。
ただ一緒に時間を過ごせばいいというわけではありません。どうして転職をするのか、それは転職を決意した医師にしか伝えられないこと。必要であればキャリアプランなども提示しながら、今後どのような形で医療の世界に携わっていくのかも、時に相談しながら、時に納得をしたもらうよう努力しながら一緒に時間を過ごすことが大切になってきます。

転職によって引越しなどが必要になる場合には、特に家族の理解が欠かせません。転職直後は収入が落ち込む可能性もありますし、もし転職に失敗すれば家族の生活にも大いに影響が出てきてしまうでしょう。
そのリスクも説明しながら、しかし時間の余裕を心の余裕にも繋がるような過ごし方をし、転職活動に精を出さなければいけません。

医師としてのキャリアを改めて考えてみる

転職中の医師は、自身のキャリアを見直すいい機会。これも時間の余裕があるからこそですが、キャリアの棚卸しなどを積極的に行い、自分の現在地を正確に把握することに努めましょう。
現在地とは、キャリアの棚卸し作業によって見出せる市場価値のことでもあります。市場価値が高ければ高いほど需要が大きくなるので転職しやすくなるわけですが、これを正確に把握しておかなければ、自身のことを医療機関に売り込むこともできないのです。

また、棚卸し作業によって、目標や転職の目的、自分が何にやりがいや魅力を感じるのか、こうしたことも再確認できますし、新たに発見できることも多々出てくるでしょう。
こうしたやりがいなどは年齢や経歴、経験によってしばしば変化するもの。転職中の医師はその時間を使い、それらを新たに整理し求人の選別や応募書類・面接対策に活用すれば、より条件のいい医療機関への転職が可能となりますし、そのやりがいを感じられる、目標を達成できるところに採用してもらいやすくなります。

転職中だからこそやっておきたいこと、そして考えておくべきことや整理しておくべきこと、これらを再認識し、無駄な時間を過ごさないよう転職活動に勤しんでいきましょう。

  • 1